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私が思っている事:2015年6月(鳥取県医師会報掲載)

私たち女性が輝き、未来は明るいと思えるために

 女性の働く環境を改善しよう。とか、育児をしながらでも十分自分の能力を発揮できる支援を。など、女性を取り巻く様々な環境の変化に対応しようとする動きは歓迎すべきである。確かに、家庭をもち、子供を育てるようになると一気にしなければならい事が増え、仕事をするには沢山の方のサポートが必要になってくる。私も仕事をしながら子育てをし、2人の子供はすくすくと成長し10歳と7歳になった。今でこそ振り返るとよくやったなあ、大変だったけれど充実していたなあ、みんなのサポートがあったからこそだと思える。多分仕事をしながら子育てをした女性を集めて、苦労話をはじめたら収集がつかなくなるくらい沢山の苦労自慢が出るだろう。しかし、それは乗り越えられる。現環境が積極的に子育て支援をしていなくても(子育てしながら働くのはちょっと…という環境は別にして)自分に目指すもの、どうしてもやり遂げたいことが溢れる熱意を共にもっていればなんとかなる。そして、女性は自由に選択できる。積極的に働くか、積極的に家庭に入るか、を。働かないという選択肢を、世間を気にせず選べるのは女性であろう。役職に占める女性の割合を高くする政策がでているが、そうしてほしいと女性が声を上げているのを聞いたことがない。役職に就きたいと女性が熱望しているのであろうか。熱望している女性が声をあげ、何を改善し、どのような仕組みをとれば達成できるのかを発言していかなければ女性の環境は変わらないし、役職に就く女性の割合は高くならないだろう。私は思う、情熱的に役職に就きたいと思う女性は少ないのではないか。役職に就くことが自分の使命であり、やりがいのある仕事であると考えてはいないのではないか。肩書きがつかなくとも自分の力を十分に発揮でき、人生の幸福感を感じることができればよいと思っている女性が多いのではないか。私は理事長職であるが、理事長になりたいと思うより、高齢の方が生きる喜びを感じることができ、終日家庭や施設で安心して生活できる環境が提供できればそれでいいと思っている。そうなることが私の使命であると思うからこそ、女性の環境がどうか、働きにくいかなどあまり考えていなかった。

 つまり、働く先の目的があり、どうしてもその目的を達成したいという思いがあるから、現状への不満や嘆きを言わず、一つ一つ解決していく。その目的への情熱が現状を必ず打開してくれると信じている。女性が輝くためには職場環境が整備されていないことを嘆くまえに、自分が情熱をもって突き進む夢を持つことが必要だと思う。そして、その過程で改善すべき点、必要とする支援を明確にして、まさにその改善、支援を必要としていた私たちが声をあげ、女性の労働環境を変えることで、女性も夢をあきらめることなく突き進むことができるということを次の世代の女性に示せるだろう。

鳥取県医師会報より

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