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私が思っている事:2015年12月

 いろいろ企画を立てたり、考えたり、実行してもヒットすることは少ない。でも、10月から始めた“スタッフの研修・学会参加報告に返事を出す”という自分だけの勝手な企画は自己満足だが、なかなかいい。始まりは、たまたまリハビリ科長の報告書を目にして、いつも静かで自分からどんどん何かを言ったりするタイプではないと思っていたのだが、その報告書はあふれる情熱、学んだ喜びがあふれていた。

 報告書は義務的な“適当に書いておこう”的なものだと勝手に思い、私のところには回してもらっていなかった。しかし、少し心に余裕があったのか、読んだ私は感激した。

 自分のための研修であろうが、研修したことを仕事に生かそうとか、病院のさらなる向上のために取り入れていこう、という気持ちが溢れている。この報告書に返事が書きたい!

 研修、学会参加で学んだこと、考えたことを共有したい!そこから報告書の感想、自分の考えを書いて各部署にメールをすることにした。返事を書くので、私もかなり真剣に報告書を読み、書いたスタッフは何を感じ取っているのか、何を学んでいるのかを考える作業はなかなか大変だが、とても面白い。私はそこで返事を書くという、感じたことを言葉にする訓練をし、勝手にスタッフ一人ひとりと対話をしている。そこでは知らない一面や、何に興味を持ち頑張っているか、学会や研修会に参加することで内省し、新たな自分を目指していこうとしていることが分かる。毎日の業務の中では、自分を見直すことができないが、講演を聞いたり、同じ職種がどのように活動し考えているかを見聞きすることで、考えが一新するのであろう。“勝手に対話”と思っていたけれど、返事をもらったことに対する感想や、その研修で書いてはいないことを伝えてくれたりして、コミュニケーションのよい機会になっている。

 それにしてもみんなよく勉強している!2ヵ月で40件ほどの返事を書いた。各部署がさまざまなところへ行き、興味あることを吸収しているかと思うと、とてもうれしくなってくる。報告書を書かない研修にも言っているのだろう。仕事の質を向上させる情熱、探究心が病院を盛り上げてくれるのだろう。そんなスタッフに囲まれていることに感謝!!

尾﨑 舞

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