尾﨑病院は鳥取県東部にある病院です。人工透析・リハビリ・健康診断・乳がん検診(マンモグラフィ)などお気軽にお問い合わせください。
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いつまでも 自分の足で 透析室へ
透析患者さんは、透析による時間的制約や治療後の疲労感などの理由から運動不足になりがちで、筋力の低下も著しい傾向があります。10年前までは透析患者さんは運動をしてはいけないと言われてきましたが、最近では透析患者さんも積極的に運動を行う方が元気だという事が報告されています。運動を継続すると筋力や持久力がつき、日常生活も楽になります。
全国で約30万人が受け、高齢患者も増えている人工透析。透析患者さんの高齢化の進行とともに、身体機能の低下、日常生活に介助を要する患者さんの増加が問題となりつつあります。
このような問題に対処するため、尾﨑病院では、運動のほか、透析患者さんの療養支援などを包括的に行う『腎臓リハビリテーション』を実施するためのチームを2014年から結成しております。
透析患者さんの症状の緩和、体力・健康の維持や増進、精神的負担の軽減、生活の質の改善をめざすことを目的としています(腎臓リハビリテーションは腎機能の改善、回復を図るものではありません。)。
“いつまでも 自分の足で 透析室へ”
というテーマで、理事長による運動療法についての講演を60分、その後リハビリスタッフによる体操教室を30分行いました。
講演の内容は、透析患者さんの身体特性、運動をする事での効果、実際の運動療法の紹介などで、参加者の中にはスライドを写真に撮る方もおられ、みなさん熱心に聴いておられました。体操は、実際にその場で透析患者さんと一緒に行いました。